iPhoneで知っておくと便利なカメラ設定をレクチャー

“iPhoneで撮影しているのに画質があまりよくない…とお悩みの方はいませんか?もしかするとiPhone撮影の設定が低くなっている可能性があります。カメラの設定を変更するだけでも写真や動画のクオリティは上が
ります。ここではiPhoneで知っておくと便利なカメラ設定をまとめてみましょう。
【iPhoneのカメラ設定!これを覚えておけば完璧!】
iPhoneのカメラ設定をまとめてみましょう。これさえ覚えておけばクオリティの高い写真を撮影できるでしょう。
<フォーマット設定>
フォーマットはiPhone専用の設定です。高画質で撮影しながら、このフォーマットとはファイルサイズを小さくするための設定になります。フォーマットには「高効率」と「互換性優先」があります。高効率では、ファイルサイズを減らすため、写真とビデオを高効率のHEIF/HEVCフォーマットで撮影・録画します。一方「互換性優先」では、常にJPEG/H.264を使用します。スマホやタブレットでSNSなどに投稿する場合は「高効率」で問題ないものの、パソコンで編集ソフトを使って編集する…という方は「互換性優先」に設定しておきましょう。また4K/60fpsや、1080p/240fps、HDRビデオを使用する場合には「高効率」が必要です。
<解像度とフレームレート設定>
解像度とフレームレートは動画の撮影設定です。目的や撮影内容によって使い分けが必要になる場合も多いですが、基本的なデフォルト設定は1080pHD/30fpsになっています。
解像度・フレームレートそれぞれについてまとめてみましょう。
・解像度
解像度は720p<1080p<4Kの順で高くなります。解像度が高くなれば高くなるほど、綺麗な画質で撮影が可能ですえ。ただし高い解像度になるほど、ファイルサイズは大きくなってしまうので注意しましょう。
・フレームレート
フレームレートは24fps< 30fps< 60fpsの順で高くなります。フレームレートは動画の滑らかさを決定する要素であり、フレームレートが低いとカクカクした動画になってしまうでしょう。フレームレートが高いほど、滑らかな動きになるため、動きの速い動画を撮影する際には、高いフレームレートで撮影した方がおすすめです。24fpsは映画などで使用されるフレームレートです。映画っぽい動画を撮影したい時には24fpsの設定にしてみましょう。またフレームレートも解像度と同じく、高くなればなるほどファイルのサイズは大きくなります。
1分間のビデオサイズは以下の通りです。
・60MB(720p、HD/30fps、領域節約)
・130MB(1080p、HD/30fps、デフォルト)
・175MB(1080p、HD/60fps、よりスムーズ)
・270MB(4K/24fps、映画のスタイル)
・350MB(4K/30fps、高解像度)
・400MB(4K/60fps、高解像度よりスムーズ)
<HDRビデオとFPS自動調整>
HDRビデオ(高効率)は最高30fpsのビデオを10ビットのハイダイナミックレンジで撮影します。FPS自動調整では低照度のビデオを見やすくして、ファイルサイズを最適化するためにフレームレートを自動的に落とします。撮影~公開までを全てiPhoneやタブレットで完結させる場合にはチェックを入れておきましょう。HDRビデオとFPS自動調整はiPhoneがファイルサイズを抑えながら、それぞれ色と明るさの品質を上げてくれます。もしもパソコンを使用して編集するという場合には、チェックは外しておいてもOKです。
<グリッド表示>
グリッド表示を「オン」にすると、撮影時にグリッドが表示されます。グリッドを表示することで構図を調整しやすくなり、撮影がうまくできます。水平線を揃えたい場合、構図のバランスを整えたい場合に活用したいです。構図のバランスが整っているだけでも写真や動画のクオリティは一気に上がりますよ。かっこいいおしゃれな写真や動画を撮影したい人は、グリッド表示でまずは撮影してみましょう。
グリッド表示の設定方法は以下の通りです。
1、iPhoneの設定から[カメラ]を選択する
2、[グリッド]にチェックを入れる
3、もしくはiPhone設定から[カメラ]を選択して[フレームの外側を表示]をチェックする

Published: 11月 5th, 2023 at 0:00
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