ドコモ「ahamo」は追加料金なしで海外でも利用できる!

“2021年3月からスタートしたドコモの新低料金プランと言えば「ahamo」です。このahamoは低価格な料金設定が人気ですが、実はそれだけではないのです。ドコモの従来サービスとは異なる点があります。それが「海外利用」です。ここではahamoを海外で使用する際の情報についてまとめてみましょう。
【ahamoは海外でも通信サービスができるって本当?】
実はahamoは海外でも通信サービスが利用可能なことをご存知ですか?日本で契約している携帯電話を利用して海外でデータ通信を行うことを「海外ローミング」と言います。ahamoはこの海外ローミングに対応しており、ahamo回線のスマホを持って海外に行った場合には、そのスマホで通信サービスを利用することができるのです。
【ahamoの海外ローミングは追加料金なしで利用できる!】
海外ローミングというのは、通常契約中のプランとは別の通信量がカウントされるため、通信量に応じた従量制の費用が発生します。しかしahamoの場合には、プランを持20GBのデータ容量の中でカウントされるため、追加料金は一切発生しません。20GBに達してしまったとしても、速度制限がかかるだけなので、特に問題なし。気づかずに高額の通信料金が発生してしまった…なんて心配もないので安心して利用できるでしょう。
【使い方は簡単!手続きは一切不要】
海外でデータ通信を使用する方法と言えば「海外ローミング」の他にも以下のようなものがあります。
・海外で利用可能なモバイルWi-Fiルーターをレンタルする
・現地でプリペイドSIMカードを購入する
・現地のフリーWi-Fiを利用する
契約中の回線が海外ローミングに非対応である場合や、パソコンやタブレットなどスマホ以外の機器でもデータ通信を行いたい…という場合に、モバイルWi-Fiルーターはおすすめです。
また海外でプリペイド通信サービスは一般的であり、現地でSIMカードを購入するというにも問題ないでしょう。ただし、レンタルの申込みやSIMの申込みなどの手間が発生してしまいます。また費用的にもかかるので注意が必要でしょう。
Wi-Fiルーターや、現地のフリーSIMカードなどは多少面倒な点がありますが、ahamoでは海外で利用するにあたって特別な申込や手続きは一切なし。スマホ本体で海外データ通信を【オン】にすればそのまま利用できるため、非常にお手軽です。
【ahamoの気になるあれこれを徹底解説】
<ahamoが利用できる国・地域は82>
ahamoの海外データ通信は、全ての国に行っているわけではありません。世界の82か国の国・地域となっています。全ての国で対応というわけではないので注意しましょう。
<中長期の渡航には向いていない>
ahamoの海外データ利用は、連続利用できるのが15日間までと決まっています。海外ローミングを開始してから15日間経過後に日本時間0時以降は、通信速度が128kbに制限されてしまうのです。
この通信制限は容量の追加で解消されるものではなく、日本に帰国してデータ通信を行うまで解除されません。そのため利用できるのは旅行や短期留学といった短期間の渡航に限られるでしょう。
【ahamoとドコモ通常プランでは海外利用が違う!】
ドコモの通常プランにおける海外データ通信の利用方法はahamoとは大きく異なります。
それぞれ違いをまとめてみましょう。
<通常プランは追加料金が発生する>
ドコモ通常プランの場合では、一般的な海外ローミングと同様に、契約中のプランとは別通信量がカウントされて費用が発生します。また利用するにあたって、短期の定額パックを申込みするか、申込み不要で使った量に応じて料金を支払う必要があります。定額パックを使っても数日でahamoの月額料金と同じ程度の費用となってしまうため、追加料金なしで利用できるahamoはかなりお得であると言えるでしょう。
<利用できる地域が違う>
通常プランとahamoでは、海外データ通信が利用できる地域に違いがあります。通常プランの方がahamoに比べて広範囲での使用が可能です。

Published: 2月 14th, 2023 at 0:00
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