未成年利用者に対する管理ができるように進化したインスタグラム!

“世界で10億人以上のアクティブアカウントを誇っているインスタグラムは、特に若い世代から絶大な人気を集めています。インスタグラムの利用にあたっては、若年層の子供たちがトラブルに巻き込まれないか、不安を抱えている保護者は多いでしょう。実はインスタグラムでは16歳未満(一部の国と地域では18歳未満)の新規アカウントのデフォルトを2021年7月28日より非公開設定にしているのです。ここではインスタグラムが取り組んでいる未成年による使用に関する対策をまとめてみましょう。
【管理できるように進化したインスタグラム】
年齢にフィットしたインスタグラム体験の取り組みを強化するために、インスタグラムでは様々な管理体制を整えています。コンテンツ表示やメッセージなどを自分に合うようにカスタマイズできる機能やツールなどを複数発表しており、新たにリリースした機能の中には「センシティブコンテンツコントロール」という機能もあります。
このセンシティブコンテンツコントロールでは利用者に志向にあった、フォローしていないアカウントのコンテンツを勧めてくれる「発見タブ」の表示が選択できるようになりました。この機能を使うと「発見タブ」上で以下の3通りの選択が可能になります。
①センシティブなコンテンツを表示させない「制限」
➁表示をOKする「許可」
③一部のセンシティブなコンテンツのみを減らす「さらに制限」
18歳未満の利用者に関しては③はありません。
【投稿についた「いいね!」数を非表示にするテストを実施】
さらにインスタグラムでは2019年以降、投稿についた「いいね!」の数を非表示にするテストを行っています。2021年5月からは「いいね!」の数に関しては表示・非表示を選べる機能を、インスタグラムとFacebookで全世界に導入することになりました。
【16歳未満の新規アカウントをデフォルトで非公開設定にする】
若年層の利用が増える中で、若い人たちのプライバシーを守ることはインスタグラムにとって重要な要素となっています。そこで2021年7月からインスタグラムでは16歳未満の新規アカウントをデフォルトで非公開に設定することになりました。非公開アカウントでは望んでいない他のアカウントとやりとりがなくなるので、安全性が向上することで若いユーザーにとって多くのメリットが得られます。
すでにアカウントを持っていて公開設定している若い利用者に関しては「非公開アカウントのメリット」や「非公開アカウントに切り替える方法」などを通知してお知らせしています。
【大人との望まないやり取りは未然に防ぐ】
インスタグラムではこの他にも未成年が大人との望まないやり取りを未然に防ぐ対策にも力を入れています。2021年には18歳未満の非フォロワーへ、大人がメッセージを送れないようにする新機能を導入しました。さらにネガティブな大人が、「発見タブ」やコメントから、若い利用者をフォローしてやり取りをすることを防ぐシステムを2021年7月からローンチしました。この変更は日本だけではなく、アメリカやオーストラリア、フランス、イギリスでもスタートしています。
【広告の制限も強化】
若い利用者がインスタグラムを利用する際には、表示する広告の制限も強化しています。2021年7月28日から、18歳未満の利用者に対して年齢・性別・場所だけなど個人的な情報に基づかない広告が表示される予定となっています。広告主側は、利用者の興味や関心、他のアプリでの閲覧情報など以前は閲覧できていたものが見られなくなるというわけです。この変更に関してはインスタグラムだけではなく、Facebook、Messengerを利用する前世界の若いユーザーに適用されます。
このようにインスタグラムでは若い利用者が安全にインスタグラムを楽しめるような対策を随時アップデートしています。今後も対策は変わっていくので、保護者はしっかりとその情報を把握しておきたいですね。”

Published: 2月 18th, 2022 at 0:00
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