5Gのsub6とミリ波って何が違うの?!

“auの5GにはNR化とsub6、ミリ波の違いがあります。それらはそれぞれ仕組みが異なり、速度も違います。今回はその違いをまとめてみましょう。
【NR化とは?】
これまで4Gでは4Gの周波数帯を使用していました。しかし5Gからは新たな無線技術が使われており、その無線技術のことを「NR」といいます。
NR化はauの5Gエリアにおける広範囲で提供されています。このNR化は4Gの電波の周波数帯を5Gで利用しているものです。つまり4Gで利用している既存の設備を使うことができるため、素早く5Gエリアを増やせることができます。この点がNR化のメリット言えるでしょう。しかし4Gの設備を使用しているため、速度に関しては4Gとそれほど大差ないと言われています。
【5Gにはsub6とミリ波がある?】
5Gにはsub6とミリ波の2種類があり、auで5Gのエリア検索をした場合、sub6とミリ波のそれぞれのエリアが表示されます。4Gは3.60GHz未満の周波数値帯になりますが、sub6は3.6GHz~6GHz未満の周波数帯域、ミリ波では28GHz~300GHzの周波数帯を利用します。ちなみに周波数が高ければ高いほど、帯域幅は広くなり、データ通信がスムーズに行えるようになるのです。つまり数値が高ければデータ通信の道幅が広くなるため、多くのデータがスムーズに行き来できるようになるということ。
次にsub6とミリ波の違いについてまとめてみましょう。
<sub6>
sub6は現在メインでエリアの拡大が進んでいる5Gの周波数帯です。実質は4Gの延長として4G技術が転用できるため、そのまま電波を利用できる環境がスピーディーに整います。そのためsub6の方がミリ波よりも先行して普及が進められています。電波が広域まで届き、障害物の影響を受けにくいというデメリットもあります。ただ、通信速度・同時接続に関しては大きくミリ波には劣ってしまいます。
<ミリ波>
ミリ波はsub6を超える超高速な通信が可能な5Gです。例えば映画を数秒でスマホにダウンロードできるほどの高速通信が魅力な周波数帯になります。また遅延も少なく、多数同時接続できるというメリットもあります。ただエリア拡大には時間がかかると言われていて、現状使用できる場所というのはsub6よりもさらに狭くなっています。また障害物の影響を受けやすいという点もデメリットでしょう。
【sub6とミリ波はいつ使えるようになるの?】
先ほどお話した通り、通信速度が速いのはミリ波ですが、いつ頃使えるようになるのでしょうか?ミリ波は高速通信、低遅延、多数同時接続などたくさんのメリットがある反面、技術的にはまだ難しい部分が多く、すぐに全国的に普及するということはありません。いつ一般的に利用できるようになるかについては、いまだに目途もたっていない状態です。
一方、sub6に関してはミリ波に比べると速度通信が遅いものの、2023~2025年までには全国普及されるのでは?と予想されています。そのためミリ波には対応せずにsub6にのみ対応しているスマホも登場しています。ただ将来的にはミリ波が普及することも考えられるので、sub6とミリ波の両方に対応しているスマホを得選ぶのがおすすめです。
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Published: 4月 21st, 2022 at 0:00
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